
パパが お出かけのとき ママに キスをするのを わすれたばっかりに・・・
ひと騒動です。
どんより くらい朝 雨が じゃあじゃあ ぶり
パパは
ママに いってきますの キスをわすれて でかけました
ママは 不機嫌に なりました
ジョナサンが 起きてくると
ママは
きのうの シャツは
「やめて ちょうだい」と ジョナサンに やつあたり
ジョナサンは むかつき
ねえさんの サリーに
「遅刻するよ」と よけいな おせっかい
サリーは ぷんぷんして
学校で マージョリーに
「そのレインコート へんなの」と けなしました
マージョリーは 家にかえると
弟のエディに
「わたしの お人形で あそばないで」と
なんくせを つけました
エディは しゃくに さわり
いぬの パジーが ベッドに 寝ているのを見て
(よし こいつに やつあたりだ)
でも、
パジーは、
エディと あそびたくて
しっぽを びゅんびゅん ふりました
エディに とびついて
顔を ペロンペロン なめました
後半は
みんな なかよく 機嫌よく なります
エディは マージョリーに えんぴつを あげ
マージョリーは サリーに 電話を かけ
なかなおり
マリーは 弟のジョナサンに にっこり
ジョナサンは、「ごめんね からかったりして」とあやまると
いい気持ちに なりました
ママも
ジョナサンが
「シャツは 洗濯機に いれておいたとよ」と いうと
「きょうは 雨だから あした あらうわね」と、いいました
夕方
おひさまが かおを だしました
パパが 帰って きました
パパは ママに ちゃんと ただいまの キスをしましたよ
前半は「やつあたり」「よけな おせっかい」「けなし」「なんくせ」をするジョナサンの家族たち。どうなることかと心配します。でも、いめのパジーが、エディに飛びついて顔をペロンペロンなめると、後半は「なかなおり」「にっこり」「あやまる」家族です。天気も「どんよりくらい朝」から、「お日さまが顔をだす」天気に変わります。
子どもをやさしく見守るシャーロット・ゾロトウ。絵はアーノルド・ローベルです。1963年初版の絵本です。むしゃくしゃすることは、生活のなかにあるもの。人に八つ当たりすることも。そんなとき、仲直りのために、素直に「ごめんね」と言うことはとても大切です。
いぬのパジーがエディと遊んでいる場面、雨が上がってお日さまが顔を出す場面のページは、表紙とおなじ、黄色になっています。
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※『なかなおり』 シャーロット・ゾロトウ文、アーノルド・ローベル絵、みらいなな訳、童話屋 2008年 (2026/4/27)









