山が　あるく ？

山が　うごく ？

何千、

何万、

何十万年の時間のなかで

常識では、みえない世界があらわれてきます。

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みなさんは　やまが　うごくのを　しって　いますか。

やまが　おおきく　なったり、　ちいさく　なったりするのを　しって　いますか。

・・・さあ、それでは　どんな　ふうに　やまが　うごいたりするのか　みる　ことに　しましょう。

　　　　　・・・

雨がふり、

砂や

石がながれ、

風がふき、

日がてりつけ、

なんねんも　なんねんも

年月をかさねることで、

山の形が変わります。

水がながれ、

地震、

火山の爆発で、

地形はだんだん変わっていきます。

そうです。

山はうごくのです。

　　　　　・・・

山が　うごく ！

常識を超えたことを想像するのは、とても楽しいことでしょう。そして、深い識です。わたしたちは、 いままで、このようには知らなかったのです。かこ・さとしさんは　あとがきに　書いています。

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　条件や 環境を かえると、 ものごとは 新しい ちがった結果と なる こと、  固定した見方、 考え方に とらわれない こと ”

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ただしい　　　 知識。

わかりやすい　 説明。

おもしろい　　 内容。

すてきな科学の絵本です。

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※ 『 あるくやま  うごくやま 』  〈 山 〉   かこ・さとし 文、  宮下森 絵、  童心社　1988年発行