ふるはしかずおの絵本ブログ3

『おばけって いるの?』-「おばけなんて いなーい!」

ハロウィンの絵本です。でも、おばけの季節の夏にもどうぞ。

  

   

10月のおわり、

ジョージアは、おかしなことに 気づきました

   

ものが 

移動したり

消えたりしている

おばけの いたずらかも? 

でも、ジョージアは 信じていません

 

 そんなこと あるはずなーい

 おばけなんて いなーい! 

   

   

冷蔵庫の ごちそうが なくなったのは ワンコのせい

おばけじゃなーい

 

花瓶が われたのは ニャンコのしわざ

おばけじゃなーい

    

靴下が ないのも

部屋を らくがきしたのも

干していた シーツが なくなったのも

へやが くものすだらけなのも・・・

おばけの せいじゃなーい

   

 

 不気味な 音が したり

 影が ゆらゆら ゆれたりしても

 懐中電灯で パッと てらせば 

 こわいものなんて ない

     

ものが 消えたり おかしなことが おこっても

それは おばけのせいじゃない

・・・たぶんね

    

      

だから

まちがいなく

おばけっていうのは・・・

(暗い部屋を開けて)

 

   

 ほらね、いないのだ!

 

        ・・・

暗い部屋を開けたジョージアは、「ほらね、いないのだ!」と言っていますが、絵にはおばけが描かれています。ジョージアには見えていませんが、読者は、おばけを12も、見つけることができるでしょう。

    

もういちど全部のページを見ると、どのページにも、ちいさなおばけが隠れています。「ジョージアは知らない、読者は知っている」のパターンです。表紙にあるような、かいわいいおばけを各ページに捜す楽しみがあります。

     

最後のページは 部屋中、おばけだらけです。おばけのハロウィン・パーティです。

       ・・・

※『おばけっているの?』 エラ・ベイリー作、木坂涼訳、光村教育図書 2023年  (2026/6/12)

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