ふるはしかずおの絵本ブログ3

『ゆきだるま』- 愛するひととの出会いと別れ
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「ゆきだるま」(スノーマン)と男の子との出会いと別れです。

文章はありません。

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目を覚ますと、外は一面の雪。
男の子は、スノーマン(雪だるま)を作ります。
鼻はみかん。
目は炭。
マフラーと帽子で身につけ、スノーマンができあがりました。

     ・・・

夜、

男の子は、

なかなか眠れず、

ベッドから起き、
いえのドアを開けてみると、スノーマンが近づいてきます。
帽子をとってあいさつをするスノーマン。

 

ふたりは、

すぐに仲良しになります。
スノーマンを家のなかを案内する ぼく。
 暖炉(これは嫌いなようです)
 テレビ、
 ランプ、
 洗面台、
 冷蔵庫・・・

      

 おとうさんの服を着る スノーマン。
 スケートボートをする スノーマン。
 自動車にも乗りました。
 食事もします。

 
食事を終えると、
スノーマンは 男の子の手を引き、駆けだし、
そして、空へと飛び上がります。
雪の夜空を、ふたりは飛びまわります。

よくあさ、
起きて、
かけだし、
スノーマンに会いにいくと、
かれは、すでにとけてしまっていたのでした。
 ( せつない!  (;´Д`) )

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スノーマンのような友達がほしいと思っている読者も多いことでしょう。愛するものとの出会いと別れ。生身の世界では経験をすることが難しいことのひとつですが、絵本のなかで体験します
アニメーション版の『 スノーマン 』も見ました。空へと飛び上がり、スノーマンの国にまで行き、サンタクロースからプレゼントをもらいます。音楽と歌で『スノーマン』の世界をイメージ豊かに描いています。アニメーションは、やはり人物たちの動きが目を引きます。絵本とは違った面白さがありました。

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※『スノーマン』 レイモンド・ブリッグズ作・絵 評論社 1978年 (2021/1/4)

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