ふるはしかずおの絵本ブログ3

『ぼくのサビンカ』- ネコが好きな人に

ぼくと ねこのサビンカのくらしを 「ぼく」の視点から語ります。

      

     

ザビンカが 

どんなねこか はなしてあげるね

   

ザビンカは おきたら のびを するんだ

ザビンカの トイレには 砂が 入っている

 

ぼくは 歯を みがいて 髪を とかす

ザビンカは 毛づくろいを する

  

 「きみは かおをあらうのは すき?

    

      

ザビンカの 朝ごはんは キャットフード

      

ザビンカは 

はじめて ねずみを つかまえることができた 

ぼくは 靴ひもが 結べるようになったよ!

 

 「きみは きょう なにができた?

 

 

ザビンカは 毛糸玉で あそぶよ

 

 「きみの おきにいりは なに?

 

         

ザビンカは 眠るのが すき

どんな 夢を みるのかな?

   

お月さんが かがやくと

たくさんの ねこたちが やってくる

ねこの 集会だよ

ザビンカには ともだちが いるんだ

     

           

「きみの あさごはんは なに?」「きみも おひるねを する?」「きみは だれと いっしょにいるのが すき」と、ぼくは、文中に想定されている「きみ」(聞き手)にむかって語りかけています。読者は、語り手に「きみは・・・」っていわれると、自分に呼びかけられたように感じるでしょう。絵本の世界に読者をさそう仕掛けです。

   

「ぼく」は、ザビンカに「ねこのともだちが いるなんて しらなかった」けど、「いっしょにいるのが だいすき」な「ぼく」です。一人称視点ですから、「ぼく」の気持ちがよくわかります。

   

ザビンカの表情、しぐさがいろいろと描かれています。最後のページには、サビンカ以外にたくさんのネコが登場しています。コノウル、ポン、マーヤ、ロキ、シュムドゥラ、ゾフィンカ・・・ 

          

  「ほんのなかに かくれているよ どこにいるのか わかるかな?

  

        ・・・

※『ぼくのサビンカ』 ラディク・マリー作、出久根育絵・訳 ブロンズ新社 2023年  (2026/5/4)

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