かがくの　絵本です。

サブ タイトルが、

内容を 　ずばりと 　表現。

　　かしこくて　 おしゃれで　 ふしぎな、  ちいさないのち。

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　　たねは　 　ねむっている

　　たねは　　 はずかしがりや

　　ふくを　     きかざる　たね  （ 被子植物 ）

　  はだかの　  たね　　            （ 裸子植物 ）

　　たねは　　 おおきさも  　いろいろ

　　たねは　 　たびびと

     たねは　 　くふう　  する

　　たねは　 　いたれり 　 つくせり

　  おおむかしの　たね

　　たねは　　 のども かわくし 　 おなかも すく

　　たねは　　 かしこい

　　たねは　　 ねむっている

　　めを　       さます ！

　　　　　・・・

１００万個の種が　 つまっている 　

ラン。　

２５キロもある 　 オオミヤシのたね。

何百キロも　  飛んでいく 　 タンポポのたね。

海を　 ただよう　  たね。

クマの　  おなかに  　しがみつくたね ・・・

　　　　　・・・

ナツメヤシの　 たねは、

千年ものの　 あいだ、

地面のなかで　 ねむっていました。

遺跡から、  発掘された 

たねは、

４週間後に 　めを　 出したのです ！

　　　　　・・・

被子植物、  子房、  裸子植物、  球果、  種皮、  胚、  胚乳、  子葉、  

単子葉植物、  双子葉植物、  発芽、  重力、  光合成、  細胞、  二酸化炭素。

専門用語が　 ならんでいます。

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子どもには、  むずかしい絵本のようですが、

擬人法や　

おおきな活字で、　

やさしく、　

わかりやすく、

説明しています。

　　　　　・・・

   こんな ふう には、　

 　    知ら なかった、

   こんな こと  までは　

       知ら なかった、　

       事実が　 いっぱい です。

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種の保存のための　 たねの　  戦略。

たねには　 ふしぎが　 いっぱいなのです。

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※ 『 たねの はなし 』    ダイアナ・アストン作、　シルビア・ロング絵、  千葉茂樹訳、  ほるぷ出版     2008年