題材は  えんぴつ。

身近にある  えんぴつ。

そのえんぴつに、どのような驚きと発見があるのでしょうか。

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えんぴつをつくる工程を見てみましょう。

黒鉛を   ほる　 

スリランカの   おとうさん。

ポデッマハッタヤ さん。

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木を  きる　 

アメリカの  おとうさん。

ダン・ランドレス さん。

木をはこぶ　 ひと

製材所ではたらく  ひと

船で木をはこぶ　 ひと

コンテナを荷あげする 　ひと

コンテナをはこぶ　ひと

工場ではたらく　日本のおかあさんと家族。

文房具屋の　おばさん・・・

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スリランカ、

アメリカ、

メキシコ、

日本。

１本のえんぴつも世界とつながっています。 

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だれでも　知っている　えんぴつ。

でも、

こんなことまでは、

こんなふうには、　

知 ら な かっ た。

認識を　

ひろげ、

ふかめ、

あらためたりすることができる絵本です。

もちろん、鉛筆のことは、鉛筆だけのことではありません。

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※ 『 いっぽんの 鉛筆の むこうに 』    谷川俊太郎 文､    坂井信彦ほか 写真､    堀内誠一 絵       福音館書店   　　1989年