
宇宙のさざ波を聞く――そんな不思議なことが、本当にできるのでしょうか。
1916年
アインシュタインは、
星の衝突で生じる エネルギーによって、
時空に〈さざ波〉が生まれる、と予言しました。
それは、「重力波」と呼ばれるものです。
しかし、
地球に届く重力波は、あまりにも小さなものです。
その波を観測するのは 不可能といわれていました
約100年後
アルゼンチン生まれの科学者
ガビー・ゴンザレスと仲間たちが、この難問に挑みます。
宇宙から届くかすかな信号を とらえるため、
さまざまな雑音の影響を 調べ
測定を 繰り返しました
2015年
ついに、重力波を検出します
それは、ふたつのブラックホールが
合体したときに生まれた、時空のさざ波でした
アインシュタインの予言が、約100年の時をこえて証明されたのです
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絵本は、科学者たちの好奇心と粘り強い探究を描いています。ひとりの天才のひらめきだけでなく、仲間とともに問いを追い続けることの大切さも伝わってきます。宇宙には、まだわからないことがたくさんあります。「知りたい」という気持ちが、時空をこえて、遠い宇宙の謎を解き明かす。科学の大きな夢を感じさせてくれる絵本です。
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※『時空をこえた大発見!「宇宙のさざ波」を聞く――アインシュタインの予言を証明した科学者の物語』パトリシア・バルデス文、サラ・パラシオス絵、いわじょうよしひと訳、評論社、2025年 (2026/11/5)









