ベラルーシの民話です。
・・・
おばあさんが 大切に育てた 麦畑。
麦は、青々としています。
でも、
ヤギ が、
食っては ふんづけ
食っては ふんづけています。
でていけったら でていけっ!
よけいなおせわだ、おいぼれ ばあさん!
おいらにゃ、ガラスめだまと きんのつのがある。
ひとつきすれば、いちころさ!
( ヤギも 凄むんだ! )
おばあさんは、泣きながら 歩いていくと、クマに会いました。
おいらが おいだしてやるから!
でも、
ガラスめだまと きんのつのがある。ひとつきすれば、いちころさ!
と ヤギに凄まれ、
クマは びっくり!
退散。
・・・
オオカミ も
キツネ も
ウサギ も
ガラスめだまと きんのつのがある。 ひとつきすれば、いちころさ! ヤギの啖呵にびっくり。
みんな退散。
・・・
さいごは ハチ。
ぼくが ヤギを おいだしてやるよ。さあ、いこう!
ハチは、ヤギの鼻を