
「いもうと あるある」がいっぱいの絵本です。
13の場面があります。
「もくじ」
1.あかちゃん
2.あるきはじめ
3.ちやほや
4.おくりもの
5.すきなこと
6.くすぐりっこ
7.おしゃれ
8.でかけるとき
9.おけしょう
10.わけっこ
11.つくる
12.おかたづけ
13.おやすみなさい
「 9. おけしょう 」のところは、こんな感じです。
おねえちゃんは、ママの リップやマニキュアを、
ちょっとだけつけても いいことになっています。
いもうとは、まだ だめです。
でも、そんなもの いりません。
だって、クレヨンが あるからね。
「 10. わけっこ 」
いもうとは わけっこがすきです。
おかしも おもちゃも ようふくも、わけて ほしがります。
おねえちゃんは、わけっこが じょうずです。
「あなたには ひとつ。わたしには ふたつ・・・」
ベッドにはいって 「おやすみなさい」
いろいろ あるけど、やっぱり いもうとがいて よかった!
もらって いちばんうれしいプレゼント・・・
それは、
いもうと!
・・・
どんなところにもついて来たり、リモコンをつけたり消したり、おしゃれのマネをしたり、つくったものをこわしてしまう、いもうと。「いもうと あるある」です。
最後のページは、2段ベッドに寝ているふたり。「おまけ」の次のページでは、夜中に目が覚めて、こわくて眠れなくなったふたりが、一緒に寝ています。仲の良い姉妹です。
想定される読者は、いもうとのいるおねえちゃん? いやいや、おとなも、おとこのこも楽しめます。
・・・
※『いもうとガイドブック』 ポーラ・メトカーフ文、スザンヌ・バートン絵 福本友美子訳 少年写真新聞社 2015年 (2024/3/21)