ふるはしかずおの絵本ブログ3

『ペチューニアのクリスマス』- 恋するペチューニア 

ペチューニアが、結婚する!

 

   

雪のなか

ペチューニアは、たべものを さがしに いきました

   

 「おーい・・・おーい」

     

いったい、だれかしら

ペチューニアが 見にいくと・・・

ウェンディさんの庭に おおきな ガチョウが いました

庭は かなあみに 囲われています。

 

   

 「ぼくは、チャールズ。

 きれいな ガチョウさん、きみは だれだい?」

    

 「わたし、ペチューニア。とっても すてきよ」

     

 「ぼくは ふとりすぎさ。

 クリスマスのために ふとらされているんだ

   

    

ペチューニアは、

チャールズを 逃がす方法を かんがえました

      

     

からだを 絵の具で ぬって かいぶつに変身

おかみさんを おどろかせ

チャールズを にがしました

    

ふたりは、パンプキンさんの農場の 納屋に かくれましたが、

ウィンディさんに 見つかって しまいました

   

  

ペチューニアは

サンタクロースの姿になって 寄付を 集めることにしましたが、

だれも 見向きも しません

   

そこで、

松のえだを まるめ、

赤いリボンを つけて 

クリスマスリースを つくり 売ることにしました

    

リースは たくさん 売れました

おかねが たくさん あつまりましたが

チャールズを 買うには まだ たりません

   

   

ペチューニアは

さらに 色紙で 色とりどりの リースを つくり

おかねを つくりました

 

    

お金を もって

ウィンディさんの ところにいくと

ウィンディさんと おかみさんは ペチューニアの苦労を かんがえ

おかねを うけとりません

   

 「チャールズは じゆうだ このおかねで ふたりで 

 たのしい クリスマスを すごすといいよ」

   

     

こうして 

ペチューニアと チャールズは 

クリスマスの日に 結婚しました

     

     

盛大な パーティが ひらかれました

みんなで うたって おどって ふたりの お祝いを しました

     

ペチューニアと チャールズは 

ずっと しあわせに くらしました

 

             

ペチューニアは、体にペイントして怪物に変装してみたり、お金をためるため、サンタクロースの恰好をして寄付を集めたり、リースを作って売ったりしています。これもみんな、チャールズを助けるためです。いつもは、おっちょこちょいだけど、憎めない人物のペチューニアですが、この絵本では、ハンサムなチャールズに恋する乙女です。愛する人を助けるために知恵を絞り、行動するペチューニアです。

  

  Love conquers all (愛はすべてに打ち勝つ)

   

          ・・・

※『ペチューニアのクリスマス』 ロジャー・デュボアザン作・絵、ふしみみさを訳、復刊ドットコム  2012年  (2025/11/26)

SHARE