ふるはしかずおの絵本ブログ3

『ぼくのいまいるところ』- 大宇宙のなかにぼくがいる

わたしたちは、無限という宇宙空間と時間の流れの中にいきている」(かこ・さとし)

   

 

ぼくの いま いる ところは どこでしょう?


ぼくが いま いるのは 

ここ

ぼくの うちの 庭

     

    

庭の つつぎに 

ぼくの うちが あります

ぼくの うちは 町の なかに あります

    

    

町は

たかい タワーの ある おおきな 町の となりに あります

おおきな 町は 

富士山の みえる ところに あります

富士山は 日本のなかで いちばん たかい 山です

   

     

日本は 太平洋にある 島国です    

太平洋は 

地球で いちばん ひろい 海です

     

  

地球は おおきな まるい ボールの形を しています

  

   
月が 

地球のまわりを ぐるぐる まわっています

地球は 

太陽のまわりを ぐるぐる まわっています

   

    

太陽の まわりを 火星、水星、木星、金星、土星が まわっています

太陽系の 星と いいます

太陽系の 星は ほかの 星たちと 

銀河系を つくっています

     

    

宇宙には

いろいろな形を した たくさんの 星の あつまりが あります

ひろい とおい ふかい 果てのない 大宇宙です

     

ぼくや あなたは 

この 大宇宙の なかに 住んでいるのです

   

 さあ あなたの いる ところは どこですか

  

       ・・・

かこ・さとしさんの「かがくの本」シリーズの一冊です。子どもに向けて、わかりやすく存在の哲学も語っています。

      

ぼくの家、町、日本、太平洋、地球、太陽系、銀河、そして大宇宙へと、ぼくの世界はどんどんひろがっていきました。無限の宇宙のなかに、ぼくがいるという発見が、ぼくの存在を意味づけます。自分がいまここにいるということは、奇跡のようなことです。ぼくの存在は、宇宙と響きあっています。そして、わたしたちの想像力を刺激します。

    

いちばんぼしが でた

うちゅうの

目のようだ

    

ああ

うちゅうが

ほくを みている

   

まど・みちおさんの詩「いちばんぼし」です。

   

       ・・・

※『ぼくのいまいるところ』 かこ・さとし著、太田大輔絵、童心社 1988年

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