ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 がちょうの ペチューニア 』-本に 親 しむ ものは 賢くなる !・?

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がちょうのペチューニアとは、誰のことなのでしょうか?

     ・・・

ペチューニアは、

本をひろい、

ほんを もち、 これに したしむ  ものは  かしこくなる

と信じて、

いつも本を持ち歩いています。

本といっしょに眠り、

本といっしょに 泳ぎました。

    (でも、読んだわけではありませんよ。 )

    ・・・

ペチューニアは、

得意のあまり、

くびが、

どんどん

どんどん

どんどん

のびました。

    ( いますね。 こんなひと)

     ・・・

それを見て

かしこいと思いこんだ どうぶつたち。

相談をもちこみます。

おんどりのとさかが赤いのは、なぜ ?

ぺチューニアは言います。

「プラスチックでしょうね、 おそらく」。

    (いいかげんな答え。)

     ・・・

めんどりのアイダに

ひよこを数えてといわれて ・・・

「3 かける 3 だから、つまり 6 ・・・」

「それ、9 よりすくないんですか? 」

「いいえ、おおいんです」

    (こんな調子です)

犬のノイジーも、

馬のストローも、

びっくり。

どうぶつたちは大混乱。

ついに、

花火を、

キャンデーと断言して、

    (もちろん !)

   バーン! 

     ・・・

ぺチューニアの首はもと通り。

そして、ためいきをついて いいました。

     ・・・

なかみを あたまや こころに いれなくっちゃ。そして、そのために、じを おぼえ なくちゃ いけないのよ 」

     ・・・

本を持っているだけで、賢いと思いこんだぺチューニア。

ほん 知識・・・と言いかえれば、わたしたちのおはなし。

       ( くわばら、くわばら )

     ・・・

※ 『 がちょうの ペチューニア 』   ロジャー ・ デュボワザン作   まつおかきょうこ訳     冨山房    1999年   ( 初版 1950年 )

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