ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 しょうた と なっとう 』 - 納豆を 食べたく なりました

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しょうたは、納豆が大嫌いな子どもです。

夏のはじめ、

おじいちゃんと あお だいずの種をまきました。

 「 そのうち、しょうたが だいすきな えだまめ にもなんだぞ 」。

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芽がでて、

花が咲き、

さやができました。

ゆでると枝豆に。

 「うまい !  とくべつ うまい! 」。

 「そうか。 しょうた、 うめえかぁ 」。

おじいちゃんは、

大豆には まだまだおもしろいことがあると言います。

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秋のおわり、

茶色くなった 大豆を刈りとって、

むしろに ならべて日にあてました。

 「らいねんも まくんだ 」。

そして、

大豆を

煮たり、いったりして食べること、

みそ、

しょうゆ、

とうふに、

変身することを おじいちゃんは教えます。

それから、

 「とっておきの へんしん が あるんだかんな 」。

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冬の朝、

おじいちゃんは竈で大豆をゆでました。

そして、

おばあちゃんといっしょに

わらづと( 藁の 入れもの )に詰め込みました。

2日後、

納豆のできあがり

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しょうたは、おもいきって納豆をたべました。

 「 うまい !  じいちゃん 」。

 「 なっとうはよ、おおむかしっからある まほうのたべものだかんな」。

おじいちゃんは、

こんど、

秘密のほしなっとうの作り方を教えるつもりです。

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納豆ができるまでを、 おはなし仕立てで語ります。大豆の大変身。そして、 日本の伝統食・納豆を再認識します。

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※ 『 しょうたと なっとう 』  星川ひろ子、 星川治雄  写真・文  小泉武夫  原案 ・監修  ポプラ社    2003年

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