おいもほりの 絵から、
想像が どんどん ひろがります。
鶴巻幼稚園 ・ 市村久子さん の
教育実践から うまれました。
・・・
あおぞら ようちえんの
いもほり えんそく。
雨で 延期 です。
・・・
つまん ない。
つまん ない。
・・・
子どもたちは、
先生 から、
おいもが 土のなかで
どんどん おおきくなると きくと・・・
紙を つないで
おおきな
おおきな
おいもを 描きます。
・・・
めくって も
めくっても
おいもの 絵。
( 14ページ も ! )
こーんな おおきな おいも
どうやって ほりだすの ?
・・・
子どもたちの 想像は
どんどん ふくらんで いきます。
みんなで 力を あわせて
おいもを ほりだし、
ヘリコプター で ようちえんに。
・・・
おいもを あらって、
プールに うかべて
いもまる ( 船 )だ。
つぎは ?
恐竜 いもざうるす。
そのあとは ?
( もちろん 食事。 )
てんぷら
やきいも
だいがくいも
たくさん たべたら、
・・・
おなかは ぽーんぽん。
おならが ぶー ぶわーん。
・・・
おならで とび あがったよ、
おならで 宇宙りょこうだ。
( ! )
らくちん らくちん。
そして、
ゆうがたには かえって きました。
・・・
描いたり
ほったり
あらったり
あそんだり
たべたり、
ページを めくる わくわく感。
どんどん ひろがる 自由な空想。
子どもの ゆめが いっぱいです。
子どもたちの 想像力に
乾杯です !
・・・
※『 おおきな おおきな おいも 』 赤羽末吉 さく・え 福音館書店 1972年