![](https://ehon.furuhashi-kazuo.com/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/ころころ-2.jpg)
おすすめの赤ちゃん絵本です。
原作を雰囲気をいかして紹介します。
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こいぬの ぼーる
だいすきな ぼーる
あれ
ぼーるが ころころ にげてゆく
このあと、
ぼーるは りすさんのところへ
ぞうさんのところへ
![](https://ehon.furuhashi-kazuo.com/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/ぼーる2-1024x484.jpeg)
つぎは
ぷわぷわ なみの うえ
かばさんが ぷうっ!
さよなら かばさん
えっちら おっちら
やまに のぼって くもに とびのって くもから おっこちて
ころころ ぽろん!
すとん!
ぼーるは また いぬのとろへ
あれー
こいぬの だいすきな ぼーる
いろいろな においが するなー
![](https://ehon.furuhashi-kazuo.com/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/ぼーる-1-1024x464.jpeg)
くりかえしの表現を用いたわかりやすいストーリーです。
いぬ、りす、ぞう、かばといった親しみやすい登場人物と身近な題材のぼーる。鼻息でぼーるを飛ばす、かばさんのユーモアもあります。
リズミカルな文章、ころころ、ぷわぷわなどのオノマトペの音、「やまに のぼって くもに とびのって くもから おっこちて」という漸層法的なリズム、「ぼーるが にげたり、のぼったり」する擬人法。鮮やかな色彩と明確な形、赤ちゃんには魅力がいっぱいの絵本になりました。「こうすると」「こうなる」という簡単な因果関係もあります。その理解がおはなし絵本への橋渡しになります。
絵本を見ること・読むことで、視覚・聴覚・嗅覚が刺激されます。
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※『ぼーるがころころ』 岸田衿子作、長新太絵、ひかりのくに 2006年 (2020/8/9)