
穴あきのしかけ絵本です。シンプルなしかけですが、ページをめくるたびにびっくりします。
怪しい雰囲気の手品師(表紙)が赤と青の輪をもっています。呪文を唱えると・・・
あんどら、いんどら、うんどら!
(素早くページをめくります)
2本の輪が9つの輪になりました。
輪のなかが切り抜いてありました。穴あきのしかけが手品の種になっています。
・・・
つぎはたまごです。
(たまごの半分が穴あきになっています。)
あんどら、いんどら、うんどら!
(素早くページをめくります)
こんどは、
花に変身。 ヽ(´Д`;)ノ
つぎは6本のしろい旗です。
呪文を唱えるとと、カラフルな旗にかわります。
呪文を唱え、
あひるを 筒のなかに通すと・・・
うさぎに変身。
おそろしい毒蛇は・・・

サッカーボールに。
最後は、
壺から、水を注ぐと・・・
水が大変身。
4色のリボンに変わりました。
・・・
楽しい絵本のマジックです。子どもはビックリすることでしょう。「あんどら、いんどら、うんどら!」という呪文が印象的です。穴あきのしかけ絵本はたくさんありますが、手品仕立てにしたところがユニークです。 絵本の楽しさを体験することができます。
読み手が手品師になって読んでみるのもおもしろいでしょう。「あんどら、いんどら、うんどら!」にたっぷり思いを込めて。
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※『てじな』 土屋富士夫作・絵、福音館書店 2007年 (2022/4/23)