ふるはしかずおの絵本ブログ3

『ぎざぎざ くるくる 葉っぱのカタチ』- 太陽の光をもとめて

葉っぱの形〈カタチ〉に焦点をあてた、科学の絵本です

    

     

たくさんの 葉っぱ

おおきさ、カタチ、色、かおり、てざわりも いろいろ

     

葉っぱのカタチも いろいろ

 

 おうぎ形 イチョウ

 さんかく ポプラ

 しかく  マンサク

 まわるい葉 ハクウンボク

 お箸みたいな マツ

   

    

開きかたも いろいろ

    

 たたんであった 葉(カエデ)

 くるくる巻いてある 葉(バナナ)

 ふきもどし笛みたいな 葉(オオタニワタリ、コゴミ)

  

  

たいていの 葉っぱは 左右対称

右がわと 左がわの カタチの ちがう葉もある

ボダイジュ、ニレ、ヤマグワ

   

   

葉っぱのすじ(葉脈)もいろいろ

   

 

葉っぱのまわりの 小さな ギザギザは 

いらなくなった 水をすてたり

温度を 調節したり・・・

いろいろな役目を している

   

    

 ほとんどの 葉っぱは先が、細くなっている

 風を うまく やりすごせるから

 雨だって うまく 流れ落ちてくれる

  

    

茎や枝への 葉っぱの つき方は・・・

   

 向かい合ったり

 輪のように なっていたり 

 互い違いに ついていたり

     

   

葉っぱは 太陽の光を もとめて

いちまい いちまいの カタチ

枝の カタチ

草や 木ぜんたいの カタチを つくっていく

たくさんの 光を うけるために

   

 生きるために つくってきた カタチ

 1枚の 葉っぱには

 いろいろな くふうが

 カタチに なってあらわれている

     

              

「植物たちが選択してきた〈カタチ〉に注目してみたい」作者は、〈カタチ〉というカタカナ表記を使っています。葉っぱの〈カタチ〉は、植物が「生きるために つくってきた」ということを強調しています。だからです。

     

巻末に専門的な説明があります。

常緑と落葉、葉柄、葉脈、主脈、葉の緑のギザギザ、葉の切れ込み、単葉と複葉、陽葉と陰葉、葉序〈互生、対生、輪生〉について説明されています。

     

姉妹絵本に、『ひらひらふさふさ花のカタチ』『まんまるつんつん木のカタチ』(いずれも農文協)があります。

             ・・・

※『ぎざぎざ くるくる 葉っぱのカタチ』 佐藤直樹絵、上原巌監修、栗山淳構成  農文協 2023年  (2025/12/22)

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