
タイトルが、テーマと内容を語っています。
おおかみのお医者さん 、うさぎのマルク、マルクのおかあさんが 主要な人物です 。
うさぎの マルクは
からだの具合が、よくありません
おかあさんは、お医者さんに 連れて行きます
でも、どうぶつのお医者さんたちは、ヘンテコな治療法を教えます
もぐらのお医者さん・・・土にもぐって、トンネルを掘ることだわな
犬のお医者さん・・・骨を 1日3かい かじればよろしい
鳥のお医者さん・・・空を飛ぶように
猫のお医者さん・・・野ねずみのパテ、ねずみのタルトが 身体によい
魚のお医者さん・・・ずーっと水の中に潜ったまま 泳ぐこと
みんな、いい加減です

マルクを治せるお医者さんは 見つかりません
ふくろうが、かあさんうさぎに 言いました
「よい いしゃが おる。おおかみのおいしゃさんじゃ」
「おおかみですって!」
かあさんうさぎは、
迷った末に、おおかみのお医者さんに 見てもらうことにしますが、
怖くて、怖くて たまりません
でも、マルクは、おおかみのお医者さんを 怖がりません
「マルク、にげるよ!」
かあさんうさぎは
茂みの方へ 駆けだします
でも、マルクが ついて来ません
振りむくと、だれも いません。
かあさんうさぎは、おおかみの家に 戻りました。
そこで、彼女が 見たものは・・・・
おおかみのお医者さんが、マルクに 本を読んであげている姿でした。
「たいしたことはありません。
にんじんケーキを たべすぎたんでしょう」

おかあさんは、何度も お礼を いいました。
帰り道、おかあさんが 言います。
「おいしい にんじんケーキを もっていってあげましょうね!」
「でも、大きすぎるのは だめだよ・・・
おいしゃさんが びょうきに なっちゃうから。」
・・・
フランスの絵本作家、オルガ・ルカイユの絵本です。おおかみのお医者さんがマルクに尋ねました。
「おおかみは みんな わるいやつで、のうさぎは みんな かしこいんだと おもうかね?」
マルクは考え込みました。絵本に答えはありません。外見は、人物の全てではありません。見かけで判断すると本質を見失うことがあるという教訓が含まれています。
・・・
※『 おおかみの おいしゃさん 』 オルガ・ルカイユ作、こだましおり絵、岩波書店 2009年 (2025/8/22)









