ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 ピーターの いす 』- いもうと や おとうとが いる 子どもたちに
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いもうとが うまれた ピーター。

ピーターの 心のなかの 葛藤と

かれの成長が えかがれます。

・・・

ピーターが、

つみきの ビルを

完成させようと したら・・・

が しゃ ん !

・・・

しいーっ

もっと、しずかに あそんでね

うちには、うまれたての  

 あかちゃんが いるのよ

・・・

以前 は

ぜんぶ ピーターの ものだった

ゆりかご、

いす、

ベッド。

みんな いもうとの ために

ピンクに ぬられて いきます。

・・・

ぬられて いないのは、

ちいさな あおい いす

ピーターは、

そのいすを もって

いぬの ウィリーと 家出 ?

を することにしました。

やっぱり ここが いいや

・・・

それは、自分の 家の まえ。 ( 笑 )

いすに すわって みますが、おしりが いすに はいりません。

ピーターは おおきく なったのです !

・・・

かなしいとか、

さびしいとか、

いやだとか、ピーターの こころを 説明する ことばは ありません。

でも、

ピーターの 行動から、

ピーターの こころが わかります

さいごは、もちろん、ピーターは いもうとのために いすを ピンクにぬってあげます。

コラージュの 技法で 描かれた絵。

壁紙、

カーテン、

あかちゃんに かけられた レース。

魅力的なキーツの絵です。

・・・

※『 ピーターの いす 』 エズラ・ジャック・キーツ作、 木島始訳、  偕成社   1969年

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