ぼくの町の動物園は変わっています。
でも、どのように変わっているのでしょうか
・・・
動物園にいるは普通のどうぶつたちです。
ライオン
ペンギン
ゴリラ
キリン
ダチョウ
ワニ
カバ
ヘビ
ゾウ
うーん ?
では、どこが変わっているのでしょうか?
ライオンは …
たてがみをたてて、向日葵になります。
ペンギンは、スケボーにのります。
ゴリラは、胸を叩いて果物をはきだします。
キリンは、首をぐるんぐるんまわして、ヘリコプター。
ダチョウは、サッカーが得意。
ワニは、逆立ちして、スカイツリーになってくれます
カバは、
観客のおばさんのおちょぼぐちを真似ています。 ヽ(´Д`;)ノ !!
ヘビは、マジックリングになります。
ゾウは?
バケツの水を飲んで、鼻から水を吹きだしました!
そして、
虹をつくります。
奇想天外の行動をする動物たち。スケボーにのるペンギン、逆立ちしてスカイツリーになるワニ、おばさんのおちょぼぐちを真似るカバ・・・
このような動物園があったら、きっと面白いことでしょう。子どもの常識を超えた動物園です。子どもの笑いをさそいます。ユーモア、ナンセンスにあふれる絵本です。
山村浩二さんの絵ですが、アニメーション作家の古川タクのようです。軽妙なタッチの山村さんの絵は、おはなしのユーモア、ナンセンスにあっているように思いました。
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※『 ぼくのどうぶつえん 』ねじめ正一作、山村浩二絵、鈴木出版 2018年 (2022/3/23)