ふるはしかずおの絵本ブログ3

『ゼルダのママは すごい魔女』- 魔女のおやこのおはなし

ゼルダのママは、すごい魔女

ママのような魔女になりたい、いたずら好きの ゼルダ

ゼルダが、ママのために してあげたことは・・・ 

   

 「まったく ほんと つかれるむすめ

  だけど うるさく いうのはだめね」

   

ママは、ゼルダのことが 心配でたまりません    

魔法を おぼえたら たいへん

文字ばっかりで つまらないから

本は よまないようにと

ママは 注意しますが・・・

     

でも、ゼルダは、練習帳を 見つけて しまいました

そして、

魔法の文字を すっかり おぼえてしまいました

  

  

ママが お出かけしたとき、

 

 「よーし、やるぞー! 

  ママを びっくり させてやるんだ」

 

ゼルダは、料理を つくりました

   

ママが 帰ってきたとき、

ゼルダが ママに すすめたのは

クモの スープ

 

 「とっても おいしい」

   

 「とくべつ りょうりも あるのよ」

  

 トンボのめだま カエルの ぬるぬる あえ

 ミミズのパテ ウシのふんの ピュレー かけ

 スズメの のうみそ くさった キノコ づめ

 ヘビのスライス ハエのふん かけ・・・

      

 「ゼルダ すごいわ とっても おいしい!

  ママより ずっと じょうずじゃないの」

 

 ほんとに このこ やさしいんだから

   

         ・・・

ゼゼルダがつくった料理は、どれも、とても食べられそうにありません。でも、ママをびっくりさせ、喜ばせようと、一生懸命に料理をつくったゼルダ。ママは、その気持ちをうれしく思ったのでしょう。「ほんとに このこ やさしいんだから」と思うのです。

      

魔女の親子のおかしなやりとりを通して、母と娘のあたたかなつながりが伝わってくる絵本です。

            ・・・

※『ゼルダのママはすごい魔女』 ミッシェル・ヴァン・セブラン作、金原瑞人訳、小峰書店 2004年  (2026/10/12)

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