ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 おおきく なりすぎた くま 』- 自然な成長が 生みだす ドラマ
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くまと

少年の

ふれあいを えがいた 絵本。

1952年のコルデコット賞受賞作品です。

・・・

ある日、

ジョニーくんは

森にでかけます。

でも、

森からつれてきたのは

こぐま。

・・・

こぐまは、

どんどん成長していきます。

ぎゅうにゅう

にわとりの えさ

りんご

パンケーキ

かえでさとう

だいすき。

・・・

よその家 の

とうもろこし

ベーコンや

ハム

  かえでの みつまで

食べてしまい、

村の やっかいものに。

・・・

少年は、

おおきくなりすぎた くま を

森に返そうとします。

でも、

なんど やっても

もどってきます。

そこで、

おとうさんと相談し、

さいごに、

鉄砲で撃つことにしました。

(ええっー!)

くまは、どうなるのでしょう ?

・・・

結末を知りたい読者。

はたして

その 結末は ?

おおきく なりすぎた くまは、

さいごに、動物園に引き取られることになったのでした。

(ハッピーエンド!)

・・・

成長し、どんどん追いつめられていく

くま。

悪気はないのに、

自然なふるまい( 成長 )が、自分ののぞまない事態をうみだしていきます

ここにドラマがあります。それは人生の真実でもあります。

・・・

※『 おおきく なりすぎた くま 』 リンド・ワード 文・画  渡辺茂男訳  ほるぷ出版  1985年  86頁の読みごたえのある おはなしです。

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