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シャーロット・ゾロトウの「おやすみなさい」の絵本です。
クマは
ながい ながい
ふゆの あいだ
くらい すあなで
ぐっすり ねむります。
ハトは
からだを よせあって、
ほかほか クウクウ
ねむります。
サカナは
みずくさの なか、
めを ぱっちり
くちを ぱっくり
あけて ねむります。
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くりかえしです
ガ、
ウマ,
アザラシ
シラサギ、
バッタ、
カメ
イモムシ
クモ,
いぬ、
こねこ
こどもたちは
ふとんに すっぽり
くるまって、ぐっすり
すやすや ねむります。
おやすみ おやすみ、
よい ゆめを。
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ウマは立ったまま、アザラシは氷の上で、シラサギは片足で、カメは甲羅にもぐって・・・ねむります。
ゾロトウの詩は、動物たちの眠るようすを 洗練された言葉で語ります。子どもを眠りへと誘う、詩のテンポがとても素敵です。おやすみまえにぴったりの絵本です。
また、グレイが基調のボブリの絵は、色をおさえて、夜の雰囲気をだしています。表紙につかわている色だけで構成されています。1960年に出版された作品ですが、古びてはいません。クマ、ハト、サカナ、こどもたちのところは、字配りがわかるようにしています。
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※『おやすみ おやすみ』 シャーロット・ゾロトウ文、ウラジミール・ボブリ、ふしみみさお訳、岩波書店 2014年 2.3歳から (2023/3/13)