
動物や鳥たちが つどう ぶなの木の 一年です。
降りしきる雪のなか、ぶなの木が さびしそうに立っています。
でも、あれは?
のうさぎです
ぶなの根本に くぼみを見つけて ひとあんしん
ぶなの洞に ねずみか せいかつしています
雪が とけるころ
つぐみたちが 枝におり はねをやすめます
みそさざいが 春を しらせます
ふくろうも 春のひざしに うっとり
夏
ぶなの木の まわりは にぎやかに なりまし
つばめが 南をめざし
ひなふくろうが 育つころ
夏も おわりです

いきものたちは いそいで 冬支度に かかります
はりねずみは ぶなの落ち葉で ねどこを つくります
かりが 渡っていきます
のうさぎが 懐かしい ぶなの木を
めざして もどってきました
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野原に立つぶなの木の一年です。いろいろな鳥やけものが集まってきます。作者はオランダの人ですので、オランダの野原の風景でしょう。毎年毎年、おなじような営みがくりかえされます。ゆたかな自然のに人は描かれていませんが、遠くに家が見えます。自然の中で、自然と一体となった暮らしが見えます。
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※『いっぽんの木』 ウルコ・ラボンデール作、横山和子訳、ほるぷ出版 1993年 (2025/12/29)









