白い紙を
折ったり、
立て たり、
組み合わせ たり、
切ったり、
まるめ たり、
のばしたり、
やぶい たり……
紙がいろいろな顔を見せてくれます。
・・・
それを
作者は、「しろいかみのサーカス」と呼んでいます。
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折ると、
紙は立ちます。
まるめる と、
強くなります。
石さえ乗せることができるのです。
( 条件を 変えると、 性質、機能も変わる)
紙をじゃばら 折りにして、指で おさえてはなします。
すると、
ぴょーん。 ぴょん。
かみは跳ねるのです。
紙の力にビックリ !
紙一枚から いろいろな 遊びが できます。
だれでも、
どこでも、
楽しめる紙のあそび。
手軽に体験できるものばかり です。
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紙で遊んで、
紙で作って、
紙の性質に気づく。
不思議をかんじる こころ、
工夫してみたい こころ、
かがく る こころを育てる絵本です。
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※ 『 しろいかみの サーカス 』 たにうち つねお、作 いちかわ かつひろ、写真 福音館書店 2009年
紙を題材とした かがくの絵本に『よわいかみ つよいかたち 』(かこさとし・著/絵、童心社)があります。 以前、このブログで紹介しましたが、おすすめです。