ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 アリから みると 』- 世界は こう見える !

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タイトルのとおり、アリから見た世界です。
アリって ほんとうに小さいんです。
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アリから見ると、
草むらは、ジャングルのよう。
大きな足が あります。
恐竜 ?
いや、
トノサマバッタ です。
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マイマイカブリ、
ツチイナゴ、
ニワハンミョウ、
アマガエル、
イナゴ、
ウスバキトンボ
ショウリョウバッタ、
モンシロチョウ、
ハナムグリ、
オオカマキリ、

ノコギリクワガタ、
カブトムシ、
クワカミキリ
虫好きの子どもには、たまらない絵本です。

・・・
アリから見るとは、いいかえれば、アリになる体験です。視点を変えると、見える世界がちがいます! アリから見ると、すべてのものが迫力をもってきます。驚きの連続です。

足の爪、
触覚の節、
からだにはえる毛、
目の模様まではっきり。
また、背景までくっきりしています。栗林慧さんが製作した虫の目レンズ(超深度接写)の効果です。
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視点を変えることで、
いままで、知らなかった世界を、体験します。
いままで、見えなかったものが、見えてきます。
自分の見ている世界とは、別の世界があることを知ります。
そして、自分と自分の世界をふりかえってみるのです。
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※『 アリから みると 』 桑原隆一・文  栗林慧・写真   福音館書店  2004年 (2016/6/27)

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