へんな動物(失礼)が、
何かを
食べて、
おならをして、
うんちをしているようです。
そんな絵本です。
おもしろい声喩がいっぱいの絵本。 絵からストーリーがわかります。
・・・
あーん
ぱく
ごくん
ああーん
ぱく
んぐ
あああーーんん
ぺきぺき つんつん きらり
あ ん
ぐわおー!
ぶひ
んごろごろ
んんんうーん
ぶおーー
ぷーん
・・・
食べて、消化し、うんちをするのは、動物たちみんながしていること。にんげんも同じです。生きているから、みんな、うんちをします。うんちやおしっこの絵本は下品にならないことが大切ですが、そのため ユーモアは欠かせません。下田昌克さんは、シンプルですが、ユーモアあふれる表情の人物を描きました。笑える絵本です。読み方を工夫すると面白い。声に出すと気持ちがいい。くすっと笑い、はっはっはっと笑える絵本でした。
※『 あーん 』 下田昌克絵、谷川俊太郎文、クレヨンハウス 2013年 (2022/3/24)