
原題は、As I was crossing Boston Common(「ボストン・コモンを歩いていたとき」)
AからZまで、世にもめずらしい26匹の動物がでてきます。
語り手は カメです。
わたしは カメ
ある日、わたしが ボストン・コモンを
はやくでも なく
ゆっくりでも なく
あるいていると・・・
へんな どうぶつを つれた おとこのひとを みかけた
首輪に
アンワンティボ(Angwantibp)と かいてあった
そのうしろから
ブーブック(Boobook)があらわれた
コイプ(Coypu)が つづく
デスマン(Desman)が あらわれ
エンテラス(Entellus)は
フェネック(Fennec)を つれていた
「なんて、めずらしい どうぶつたちだろう!」
と、公園に いた ひとたちは じろじろと みつめた
GからWまでの動物は、すみません、省略します
XからZは
ゼノパス(Xenopus) ツノガエルの仲間
ジャガランディ(Yaguarundi) 野生のネコ
ジベット(Zibet) ジャコウネコの仲間
ジベットの うしろには・・・
あっ、さっきの おとこのひと
なんだか このひとも、
めずらしい どうぶつに みえてきた

ぎょうれつは 輪に なった
みんなは ぐるぐる まわってる
街灯の あかりが ともって
めずらしい ぎょうれつを てらしてる
うずを まく めずらしい どうぶつの ぎょうれつは
月のように まるかった
・・・
ふしぎな絵本です。
公園という日常空間のなかに、見たことのない動物たちと出会います。こんな動物いるのだろうか?と疑問に思うほどです。そして、さいごに動物たちは、公園を輪になってまわっています。奇妙な人物、異様な光景です。巻末に登場する動物たちの簡単な説明があります。知っていたのは、フェネック、マンドリル、オカビーだけでした。
舞台になっている「ボストン・コモン」は、1634年に創立された、アメリカ最古の都市公園です。絵は、「がまくんとかえるくん」のアーノルド・ローベルです。
・・・
※『よにもめずらしいどうぶつたち』 ノーマ・ファーバー作、アーノルド・ローベル絵、こみやゆう訳、好学社 2025年 (2026/3/17)









