世界の15の絶景の写真絵本です。
どのように形成されたのでしょうか。その秘密を解きあかします。
・・・
1.パムッカレ(トルコ)
ローマの皇帝もつかった、温泉の段々畑
2.エンジェルフォール(ベネズエラ)
落差979m 滝つぼはありません。
水が地面に届く前に霧になり、とちゅうで消えてしまうからです。
3.グレート・ブルーホール(ベリーズ)
4.オーロラ(アラスカ)
5.ジャイアンツ・コーズウェイ(イギリス)
6.ウユニ塩湖(ボリビア)
7.ゴッシズ・ブラフ・クレーター(オーストラリア)
隕石があけた巨大な穴
8.ナトロン湖(タンザニア)
乾季になると真っ赤にそまる湖。
赤い色素をもつ藻「スピルリナ」の大繁殖が原因です
9.ユルスロックル間欠泉(アイスランド)
10.フィヨルド(ノルウェー)
11.ナイカ鉱山(メキシコ)
12.ダイヤモンド富士(日本)
13.ダイヤモンドヘッド(ハワイ)
14.レイソイス・マラニャンセス国立公園(ブラジル)
15.グランドキャニオン(アメリカ)
・・・
どれも迫力のある写真です。どのページにも、絶景がどのようにしてできたのかの解説があります。誕生から46億年の地球。地球が生みだした絶景です。驚きにみちた地球の再発見があります。
ジャイアンツ・コーズウェイ(イギリス)は、六角形の石柱が4万本も海岸8キロを埋め尽くしています。六角形の石柱は柱状節理と言いますが、日本でも見られます。
子どもの好奇心を満たしてくれる写真絵本です。
小学校中・高学年の児童におすすめです。
・・・
※『なぜこうなった? あの絶景のひみつ』 増田明代文・構成、山口耕生監修、講談社 2018年 (2024/8/19)