ふるはしかずおの絵本ブログ3

『どうする ジョージ!』- いい子でいるのはむずかしい

語り手は、いぬの ジョージのすることをを見て、「えーーっ」と声をあげています。

ジョージは、どんなことをしたのでしょうか?

    

  

 「でかけてくるけど ひとりで いいこに していられのかい?

  と ハリスが いぬの ジョージ―に いいました

 

 「もちろん いいこに しています!

  と、ジョージ―は こたえました

  

  

ジョージは、台所で ケーキを みつけました

どうする ジョージ!

 

 えーーっ

 たぺちゃうの―?

  

 

ねこを みつけ

どーする ジョージ!

 

 えーーっ

 おいかけちゃうの―?

  

    

花をみつけ

どうする ジョージ!

 

 えーーっ

 ほっちゃうの―?

    

     

ハリスが 帰って くると

部屋は めちゃくちゃ

ケーキは ぜんぶ たべられている

 

どーする ジョージ!

 

 ごめんね ハリス

 ぼくの お気に入りの アヒルの カーコちゃんを あげる

 

 ありがとう ジョージ

 いっしょに さんぽに いかないかい?

   

 いこう!

 

    

散歩に でかけた ジョージは

ケーキ、花、ねこを 見つけても 何もしません。

でも、

ゴミばこを 見つけました

     

     

ジョージに とって 

ゴミばこほど わくわくするものは ありません。

  

 どーする ジョージ!

 どーする ジョージ!

 

         ・・・

親しみやすい、いたずらっ子のキャラクターのジョージです。

読者は、いけないことをしているジョージをわきで見ながら、「また、やっちゃった」という気持ちでしょう。「ぼくはしないよ」「わたしはしないわ」と思っているかもしれません。

     

ゴミ箱ほどわくわくするものはないジョージが、そのゴミ箱を見つけました。どうするのか、予想がつきます。先をみたい気持ちになります。でも、結果は描かれていません。想像する楽しみがあたえられています。

         ・・・

※『どうする ジョージ!』 クリス・ホートン作、木坂涼訳、BL出版 2014年  (2025/9/6)

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