ふるはしかずおの絵本ブログ3

『しごとのどうぐ』- 道具の文化

なぞなぞ仕立ての「道具」の絵本です。

      

    

かなづち、のこぎり、のみ、くぎ、さしがね、クランプ

      

このどうぐ、

つかうのは だれ?

  

 だいくさん

  

  

まちばり、ぬいばり、はりやま、いと、たちばさみ、メジャー、チョーク、ピンキングばさみ

   

このどうぐ、

つかうのは だれ?

   

 したてやさん

   

    

スパナ、モンキーレンチ、マイナスドライバー、ワッシャー、ナット、ボルト、プライヤー

このどうぐ 

つかうのは だれ?

   

 せいびしさん

    

 

いろいろな 道具が でてきます。

それを使うのは

 

おいしゃさん

でんきやさん

にわしさん

     

   

コックさん

    

とけいやさん

とこやさん

ぺんきやさん

    

 

いろいろな職業と道具を紹介しています。クランプ(大工さん)、プライヤー(整備士さん)、テスター(電気屋さん)、チョッパーナイフ(コックさん)、ほじき(時計屋さん)など専門的な道具もありましたが、子どもたちにもだいたい分かる道具です。

 

   

子どもが、物を作ったり、絵をかいたり、遊んだりするときに、使うのはどんな道具でしょうか。どのような道具をつかっているのか、子どもたちに聞いてください。

 

   

さいごのページは、壁に手形をつけているおとこのこです。ペンキ屋さんが塗った壁に、黒いペンキで手形をつけています。いけない子ですが、道具を使うのは、「手」であることを暗示しています。

      ・・・

※『しごとのどうぐ』 三浦太郎 偕成社 2024年  (2025/2/5)

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