ふるはしかずおの絵本ブログ3

『ウラパン・オコサ』-1と2だけの数あそび

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1は ウラパン。

2は オコサ。

このように決めます。

1と2だけの数あそび。

     ・・・

「さるが いっぴき」ですから、ウラパン。

「こどもは ふたり」ですから、オコサです。

3つだったら、どうなるの?

「かずが ふえたら オコサを さきに かぞえて のこりは ウラパンに してね」

     ・・・

しまうまは、
3とうだから、
オコサ・ウラパン。

3音、4音のリズムが楽しい。

4つだったら、オコサ・オコサ。

ねこも、いぬも たくさん集まってきました。

ねこは10匹だから、オコサ・オコサ・オコサ・オコサ・オコサ。

いぬは11匹だから、オコサ・オコサ・オコサ・オコサ・オコサ・ウラパン。

でも、つぎのページで、みんな 動いて―

「わーっ うごかないで かぞえられないよ-」

躍動感があります。

絵本のリズムが 変化します。

     ・・・

さいごは さる(去る)。

さるのはなは、ウラパン。

  くちは、

  めは、

  みみは、

  ながいしっぽは?

絵本は これでおしまい。

それでは、みなさんのお子さんの体から、始めましょう。

数あそびを楽しめる素敵な絵本です。

     ・・・

※ 『かずあそび ウラパン・オコサ』 谷川晃一作、童心社   1999年

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『へんしーん』(偕成社)も谷川晃一さんのユーモア作品。

ページの上と下を組み合わせると、おかしな顔の人物が現れます。

「へん」な絵本です。でも、「へんでもいい」。

       ・・・・・・・

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