ふるはしかずおの絵本ブログ3

『ダンプえんちょうやっつけた』-遊びを通して成長する子どもたち

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107 ページ もある絵本です。

なんど読んだ( 読まされた )ことでしょうか。

わたしのふるい 絵本には、セロテープが貼られています。

     ・・・

ひがしはまの町の まんなかに、

わらしこほいくえんが あります。

年長組のくじらぐみには、

9人の 子どもがいます。

さくら 

みつお 

ようへい 

たかし 

ひでや 

かずこ 

りえ 

みどり

さくら

園長は、ダンプえんちょう。

でも、

ほいくえんには、

ぶらんこも

すべり台もありません。

 まちじゅうが、わらしこのうんどうじょうだよ 」と えんちょう。
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ある日、

子どもたちは、

ひなたやまで、

ふたてに分かれて、 かいぞくごっこをはじめます。

     ・・・

つぎは、

えんちょう対 子どもたちの戦いです。

ほらあなは、子どもたちの ひみつの基地。

ひなたやまのしたは?

      大海原 

      リアカーは 大型船 

想像は、どんどん ふくらんでいきます。

かいぞくの歌だってあります。

たからもの( おにぎり )をめざして 作戦をねり、挑戦していきます。ダンプえんちょうをやっつける 子どもたちの作戦は ?

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       とりかこみ・めつぶし 作戦、

       ふじづる 作戦、

       ほらあなに 隠れて かえるをぶつける 作戦です。
     ・・・

一人ひとりが個性的

いきいきと描かれています。

負けず嫌いな たかし。

おかあさんが いそがしくて パンツが洗えないとき、

たかしは、おかあさんのパンツを はいてきます。

     ・・・

また、「 こわいんだもーん 」が口癖の さくらちゃん

ともだちに はげまされ、

かいぞくごっこの中で、勇気をだして 崖から飛びおりるのです。

     ・・・

  子どもたちは    

  つくったり

  工夫 したり

  はなし あったり

  かんがえ たり

  想像 したり

  ため したりして

  また

  たすけ あい

  みとめ あって

  成長していきます。
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※『 ダンプえんちょう やっつけた 』  古田足日 ・ 田端精一作、 童心社  1978年

 【 追 記 】
『 おしいれの ぼうけん 』( 童心社 1974年 )も、お二人の作品です。作者の古田足日さんは、6月8日にお亡くなりになりました。  享年86歳。  (2014/10/31)

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