ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 ぼくのどうぶつえん 』- 笑える動物園です


ぼくの町の動物園は変わっています。

でも、どのように変わっているのでしょうか

        ・・・

動物園にいるは普通のどうぶつたちです。

 ライオン

 ペンギン

 ゴリラ

 キリン

 ダチョウ

 ワニ

 カバ

 ヘビ

 ゾウ

うーん ?

では、どこが変わっているのでしょうか?

ライオンは …

たてがみをたてて、向日葵になります

ペンギンは、スケボーにのります。

ゴリラは、胸を叩いて果物をはきだします。

キリンは、首をぐるんぐるんまわして、ヘリコプター。

ダチョウは、サッカーが得意。

ワニは、逆立ちして、スカイツリーになってくれます

カバは、

観客のおばさんのおちょぼぐちを真似ています。 ヽ(´Д`;)ノ !!

 

ヘビは、マジックリングになります。

ゾウは?

バケツの水を飲んで、鼻から水を吹きだしました!

そして、

虹をつくります

奇想天外の行動をする動物たち。スケボーにのるペンギン、逆立ちしてスカイツリーになるワニ、おばさんのおちょぼぐちを真似るカバ・・・ 

このような動物園があったら、きっと面白いことでしょう。子どもの常識を超えた動物園です。子どもの笑いをさそいます。ユーモア、ナンセンスにあふれる絵本です。

 
山村浩二さんの絵ですが、アニメーション作家の古川タクのようです。軽妙なタッチの山村さんの絵は、おはなしのユーモア、ナンセンスにあっているように思いました。

     ・・・

※『 ぼくのどうぶつえん 』ねじめ正一作、山村浩二絵、鈴木出版 2018年  (2022/3/23)

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