ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 がたん ごとん がたん ごとん 』- 表情をもった 身近な じんぶつたち

あかちゃんに 読んであげるのに 最適な絵本。
むかし、ファーストブックとして息子に読んでやった 絵本です。
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くろい きかんしゃ。
車両は からっぽです。
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がたん ごとん
がたん ごとん
のせて くださーい

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はじめに乗るのは、ほにゅうびん。
でんしゃは、ちょっぴり うれしそうです。
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がたん ごとん
がたん ごとん
のせて くださーい

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こんどは、赤いコップとスプーン。
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つぎは、
リンゴ と バナナ。
つぎは、
ねこ と ねずみ。
きかんしゃは、がんばっています。
まじめな表情の ちいさな きかんしゃです。
・・・
親しみやすく、りきみのない 安西水丸さんの 絵。
身のまわりのものが、絵本にでてきます。
それは、
ものではなく、表情をもった じんぶつです。
そして、絵本のなかで 再会です。
わかりやすい くりかえしの表現が、子どもに安心感を あたえます。
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※『 がたん ごとん がたん ごとん 』 安西水丸 作、 福音館書店 1987年 (2016/4/10)

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