ふるはしかずおの絵本ブログ3

『なんだかうれしい』-豪華な顔ぶれの絵本です 

タイトルがこの絵本の内容を語っています。

わけもないのに

なぜかうれしい、

そんな瞬間を集めた絵本です。

      ・・・

朝起きて、

布団の中にただよってきた ごはんの香り、

 なんだかうれしい

夕方、

帰路の途中にふと耳に入ってきた ピアノの音……、

 なんだかうれしい

     ・・・

わけもないのに

なんだかうれしくなる、そんなことがありませんか? 

子どもも

おとなも、

だれもが感じる、日常のそんな瞬間。

     ・・・

詩人の谷川俊太郎さんが、「なんだかうれしい 」を60の単文に結晶させました。そのテキストに作家の絵と写真がつきました。 そうそうたる顔ぶれの作家たちです。

 

秋野亥左牟、

井上洋介、

太田大八、

奥山民枝、

片山健、

梶山俊夫、

佐内正史

杉田徹、

鈴木康司、

瀬川康男、

長新太、

クエンティン・ブレイク、

タナ・ホーバン、

増村征夫、 

元永定正、

山下寅彦、

山本容子、

柚木沙弥郎、

和田誠。

 

心の働きのふしぎ、生きる喜びにつつまれる絵本です。 なんだかうれしい瞬間を、絵や写真でみごとに表現しています。このような豪華な顔ぶれを集めることのできたのは、やはり谷川俊太郎さんだったからでしょう。

      ・・・

※『なんだかうれしい』谷川俊太郎+だれかとだれか作、福音館書店 2002年

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