ふるはしかずおの絵本ブログ3

『なにをたべてきたの?』- なんでも食べたい しろぶたくん

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しろぶたくんの表情が、とても魅力的です。
 しろぶたくん どこへ いくの?
 なにか 食べに いくところ
      ・・・
最初に見つけたのは
りんご
いただきまーす
 おなかに きれいな 赤い色
 でも まだ おなかが空いている しろぶたくん。
      ・・・
つぎに見つけたのは
レモン
いただきまーす
 おなかに きれいな 黄色
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つぎに見つけたのは
メロン
 おなかに きれいな みどり色
 でも、まだ食べ足りない しろぶたくんです。
       ・・・
さいごは ぶどう
いただきまーす
 おなかに きれいな むらさき
     ・・・
前より ずっと素敵になったと ほめられます。
そして、ぴんくの ぶたくんに会った とき、
ぼく りんごに レモンに メロンに ぶどう を食べてきたところ。
もっと なにか 食べたいな-
と しろぶたくん。
     ・・・
オチは せっけんです。
せっけんを食べて
ふわーっ! ぷくん ぷくん
わーっ!
つるん すとん ころころ
ふーっ
せっけんが おなかの なかで・・・
 ( 下の絵 )
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まえと おんなじ しろぶたくん。
でも 大きくなったみたいと みんなに言われます。
     ・・・
美味しそうな 果物。食べてみたい 果物です。子どもたちは、絵本を指さしながら果物の名前を言ったり、食べる真似をしたりしていることでしょう。
食べ足りない しろぶたくんの表情、果物を見つけた時のよろこび、食べ終えた時の満足気なしろぶたくん、石鹸を食べたしろぶたくんの表情も見ものです。
石鹸を食べた後の展開も笑えます。オノマトペをたっぷり使って楽しさを演出しています。でも、固形石鹸のことは、子どもに説明が必要かもしれません。
子どもたちは、絵本の中の人物の表情や行動をみたり、語り手や人物のことばを聞いたりしながら、人間のこころを理解していきます
     ・・・
※『なにをたべてきたの?』 岸田 衿子文、長野 博一絵、 佼成出版社  1978年  (2018/7/18)

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