ふるはしかずおの絵本ブログ3

『あめが ふるとき ちょうちょうは どこへ』-魅力的 なタイトルです

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  あめ、 あめ、 あめ、 あめ。

  あめが  ふるとき、

  ちょうちょうは、

  どこへ  いくのかしら。

     ・・・

ほんとうに  あめが  ふってきたら 

ちょうちょうは  どこに  身を  かくすのでしょうか?

もぐらは、  穴に、

みつばちは、 巣に、

小鳥は、 つばさの  したに  あたまを  いれます。

ねこは、 げんかんに、

へびは・・・

ばったは・・・

うさぎは・・・

みんな  かくれる  ところが  あるに。

 でも、

あめが  ふるとき、

ちょうちょうは、 どこへ  いくのでしょう。

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めうしたちは、 あめに  ぬれています。

あひるも  平気です。

さかなたちは?

さかなたちは、 水の  なか、

かめは、 こうらの  なか、

みんな  かくれる  ところが  あるに。

 でも、

ちょうちょうは、 どこに?

はねが  ぬれたら  とべないのに。

      ・・・

 あめが  ふるとき、 ちょうちょうは、 どこへいくのかしら

      ・・・

このことばが、 4回、 くりかえされます。

くりかえされる  なかで、

なぞが  深まり、

語り手の、

読者の、

ちょうちょうへの  思いが  深まっていきます。

    ・・・

語り手の  わたしは

あめが  こぶりになったら  すぐに、

木のところへ 

いってみようと  思います。

 きっと、

小鳥が、

そして、 たぶん

ちょうちょうも  見つかると  思っています。

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ちいさな  生きものへの

思いやりに  あふれた  絵本。

詩情  ゆたかな  絵本です。

青を  基調とした  絵は、

しっとりとした  雰囲気で、

この詩の  世界に、 ぴったりです。

     ・・・

※ 『 あめが ふるとき ちょうちょうは どこへ 』   M・ゲアリック作、  L・ワイスガード絵、  岡部うた子訳、   金の星社   1974年発行   絵は、 『 たいせつなこと 』 を描いた レナード・ワイスガード です。

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