ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 コルチャック先生 』-子どもは 愛される権利を もっている

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コルチャック先生の伝記絵本です。

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ナチス占領下の 

ポーランドで、

強制収容所に送られ、

ユダヤ人の孤児たちと運命をともにしたひとでした。

ご存知のかたもおおいことでしょう。

1878年7月22日 - 1942年8月

殺された日はわかりません。

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ユダヤ系ポーランド人。

小児科医。

児童文学作家。

あたらしい 教育思想の 提唱者

「 孤児たちの家 」の院長。

そして、

子どもの権利のために活動した 先駆者です。

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「 子どもの権利に関する宣言 」 ( 1959年 )

「 子どもの権利条約 」           ( 1989年 )

これらには、

コルチャック先生の

“ 子どもの権利の尊重 ” の理念が

ふかい影響をあたえているといわれています。

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 子どもは 愛される権利を もっている。

 子どもを 一人の人間として 尊重しなさい。

 子どもにも 秘密を持つ 権利がある。

 子どもには、自分の教育を 選ぶ権利がある。

 子どもは 不正に 抗議する権利を 持っている。

 子どもは 幸福になる権利を 持っている。・・・

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200人の子どもたちが 

コルチャック先生と いっしょに 

駅にむかって行進する絵があります。

1942年8月6日。

その先にあるのは、確実な死。

子どもたちは、せんたくして きれいになった 服をきています。胸がつまります。

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訳者の柳田邦男さんはあとがきに書いています。

「 子どもを愛し 子どものいのちを守るとはどういうことなのか。コルチャック先生の訴えは、時代代を経て今こそ重みを増している。」 

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小学校高学年むけです。

絵本に年齢の上限はありません。

おとなにも読んでほしい絵本です。

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※ 『 コルチャック先生   子どもの権利条約の父  』   トメク・ボガツキ作・絵、  柳田邦男訳、  講談社  2011年発行

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