ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 タンゲくん 』- 表紙は 読者へのしかけ、よびかけです
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この 表紙。

迫力が あるな ぁ。

このねこが タンゲくん。

「 姓は 丹下、 名は 左膳 」  ( 古い かな ) の  

タンゲくんです。

     ・・・

あるひ、 

いっぴきの ねこが   

のっそり  はいってきて、

わたし の ひざ に。

そして、

ふとんの うえで ゴロゴロ。

かれは タンゲくんと 名づけられ

うちの ねこに。

     ・・・

タンゲくんは、 むしとりの めいじん

でも

そうじきが こわい

まんげつの よるには、

くるったように はしり まわります。

へんな ねこ。

でも、

わたしは だいすき

     ・・・

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     ・・・

そとへ いった タンゲくんは

どこへ いくの でしょう ?

よその おんなのこの いえ ?

とおい やまの なか ?

ねこの けんかのこえが きこえると

わたしは 思います。

つよいの かな ?

まけちゃうの かな ?

  ( 「 わたし 」 の想像が 笑えます  )

        ・・・

でも、

ばんに なると かえってきて、

ごはんを たべる タンゲくん。

そして、

タンゲくんは

わたしの うえに とびのって まるくなるのです。

タンゲくんの 魅力が 全開 !

       ・・・

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       ・・・

文は          

わたしの視点 ( 主観的視点 ) から

みられた タンゲくん。

絵は        

読者の目 ( 客観的視点 ) から

みられた タンゲくん。

読者は       

わたしの 知らない

ダンゲくんまで 知っています。

絵と文の 相乗効果

それが、      

絵本の体験を おもしろく しています。 

     ・・・

※ 『 タンゲくん 』      片山 健 作・絵     福音館書店     1992年

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