ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 はけたよ はけたよ 』- パンツ、ひとりではけたよ
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たつくんは  

ひとりで パンツをはけません。

片足を あげると、

どでん !

なんべん やっても どでん!

     ・・・

    えい、 パンツなんか はかないや。 

     ・・・

たつくんは、

おしりを 出したまま 外に。 ( 笑 )

     ・・・

いぬが きて 

ねこが きて、

ねずみが きて、

うしが きて、

うまが きて、

たつくんのおしりを 見て わらいます。

     ・・・

   しっぽのない おしり。 

   つるつるの おしり。 

     ・・・

たつくんは、

さぎの まねを して  

かた足をあげると・・・

やっぱり、 

しりもち。

おしりは どろだらけ。

     ・・・

家へ帰ると、

おかあさんが、

よごれた おしりを あらってくれました。

たつくんは、

もういちど、

パンツを はこうとしますが、

また どでん。

それなら、

     ・・・

    しりもちの ついたまま はけないかな。 

     ・・・

あらら、

パンツが はけちゃった。

これなら、ズボンも はけるよ。

     ・・・

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    ・・・

たつくんは、

赤いズボンを はいて

どうぶつたちの ところに いきます。

     ・・・

     おかあさんが ぬったんだよ。   

     ぼく、 ひとりで はいたんだよ。 

     ・・・

たつくんは ぱんつを ひとりで はく方法を発見しました。

自立への おおきな一歩です。

知の かがやきが 見えます。

子どもは、 
「 こうなって ほしい 」という

まなざしに 見まもられて、

それに 応えようとして

おおきく なっていきます。

子どもの発達について 教えられます。

     ・・・

※ 『 はけたよ はけたよ 』    かんざわ としこ文、 にしまき かやこ絵  偕成社       1970年       2、3歳から。

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