ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 しずかな おはなし 』- 真夜中の 森の ドラマです

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「 森は生きている 」のマルシャークの 詩。
レーべデフが、リアルな動物の絵を 描きました。
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ちいさな こえで よむ おはなし。
そっと そっと そっと
・・・
      
はりねずみの かぞくが、真夜中の森を 散歩します。
 とうさん、
 かあさん、
 ぼうやの はりねずみ。
 そこに、2ひきの おおかみが、こっそり 忍びよります。
     ・・・
はりねずみは、針を 逆立てました。
 毬のように 丸くなります。
 とうさんと かあさんは、坊やに 言います。
 「 じっとしておいで。うごかないで。 」
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おおかみは、はりねずみを 見て、
 うなったり、
 とびはねたり、
 足で つついたり、
 歯を ならしたり。
 でも、齧るのは 恐ろしい。
 まわりを うろうろ あるく。
 遠くの森で、鉄砲の音が しました。
 「 いそいで にげましょう 」( おおかみ )
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 はりねずみのかぞくは、無事に森のうちに 帰りつきました。
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ちいさな こえで そっと読む おはなし?
月の光、
真夜中、
夜の森、
はりねずみと おおかみの 生死をかけた ドラマが おこります。
「しずかな おはなし」なのでしょうか?
訳文の韻も いきています。
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※『 しずかな おはなし 』 サムイル・マルシャーク文、ウラジミル・レーベデフ絵 内田莉紗子訳 福音館書店 1963年  (2017/12/14)

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