ふるはしかずおの絵本ブログ3

『 かようびの よる 』- 幻想的な 世界なのに、笑いと ナンセンス

1
かようび、

夜8時ごろ
満月が のぼり、
水面は 月のひかりでいっぱい。
しずまりかえった 夜。
  ( 夜、 満月、 月あかり、 静寂・・・
    幻想的な世界を 創造する ことばたち。 )

     
池の水面に あらわれたものは ?
か え る。( ? )
しかも、
蓮の葉に乗って 飛んでいます !
まちへ  むかって。
2
夜 11時21分
ほしっぱなしの シーツにまきこまれ、おおきな屋敷にしのびこみ、
テレビを 楽しみ、
リモコンを 操作している!!
  ( かえるが ! )
       
よあけ 4時 38分
いぬに おいかけられ
逆に みんなで  
いぬを おいかけ、
よあけを むかえる。
誰が ?
  ( かえるが ! )
3
かえるたちは、 田園に たどりつき、
水に きもちよく ジャンプ。
   
つぎの かようび、 
夜 7時58分・・・
空を 飛んでいるのは ?
  ( かえる ? )
  ( かえるじゃなくて、ぶた! )
4
不条理で奇怪な ファンタジーです。
でも、
カエルや
ぶたたちの   
ユーモラスな イメージもあります。
     
ぶきみさ。 
笑い。     
ナンセンス。
異質なイメージと体験が、 混在した世界です。
  ( それが おもしろい !)
       
※『 かようびの よる 』 デヴィッド・ウィーズナー 作・絵 当麻 ゆか訳 徳間書店 2000年  1992年のコ-ルデコット賞受賞作品です。 (2016/02/18)

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