ふるはしかずおの絵本ブログ3

『スーホの白い馬』- 馬頭琴のなかにいきる白い馬 

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モンゴルの かなしい(悲・哀)おはなしです。
教科書にも掲載されました。
ご存知の方も多いことでしょう。
     ・・・
むかし、
モンゴルの 草原に 
スーホという 貧しい羊飼いの少年が いました。
おばあさんと ふたり暮らしでした。
そして、大人に負けないくらい よく働きました。
     ・・・
ある日、
スーホは、草原で ちいさな白い馬を 助けます。
白い馬は、
りっぱに育ち、
ああ
競馬の大会で、一等になりました。
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それを見ていた 殿様は、
白い馬を 奪いとろうとします。
しかし、
白い馬は、殿様を振り落とし、すごい勢いで 駆けだしました。
家来たちは、あわてて 矢を放ちます。
矢のささった馬は、スーホの家にたどりつきましたが、
力尽き死んでしまいます。
 
その夜。
スーホの夢のなかに 白い馬があらわれます。
 
 わたしの ほねや かわや、すじや毛を つかって、
 がっきを 作ってください。
 そうすれば、わたしは、いつまでも あなたのそばに いられますから。

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スーホが、楽器をつくると、馬頭琴のうつくしい音色が 響きます。
モンゴルの草原、空の大きさと広さが、横長の画面で表現されています。画面から、馬のかけるの音、馬頭琴の音色が、聞こえてくるようです。
     ・・・
※ 『 スーホの 白い馬 』  モンゴル民話、 大塚勇三 再話  赤羽末吉 画  福音館書店 1967年  (2017/7/25)

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