ふるはしかずおの絵本ブログ3

『でっこり ぼっこり』-笑えるなあ、この絵本

あるひ、きょだいじんが マラソンを はじめました

     ・・・
きょだいじんのの足あとが、地面にぽっかり。

その足あとは、なんとプールに。

他にも

トイレになったり、

足あとに鳥を飼ったりしました。養鶏場です。

       

それから、

小高い 足形の丘は、

地球の裏側でつけた足あと )が、

地球の反対側のでっぱりとなった( )ものでした。

でっぱりあしあと )は、たくさんあります。

やややや?!

きょだいじんが、やってきます。

でっぱりあしあとを踏みつけていきます。

だから、ほら、もと通り。

     ・・・

でも、でっぱりあしあとを踏みつけることは、良いことばかりではありません。

プールの水は、あふれかえり、

トイレは、まる見え、

鳥たちも自由になりました。

きょだいじんは走ります。

あっ?!

ズボボボボッ!!

土にめり込む きょだいじん。

地球の反対側の海にあらわれる きょだいじん。

ばかばかしいほどのナンセンスな世界です。

「きょだいじんがマラソンをする」という発想を自由に展開したら? 

このようになりましたという感じの絵本です。絵が初めにあり、文章は後からつけたものだと思います。語り手も描かれていますが、メガネをかけた、黒ヒョウらしき不気味な人物です。

タイトルの「でっこり ぼっこり」ですが、「でっこり」は巨人の足あとがでたところ( 凸 )、「ぼっこり」はくぼんだところ( 凹 )のようです。(ほんとうかな?)

       ・・・

※『でっこり ぼっこり 』高畠那生作・絵、絵本館 2009年  (2019/9/7)

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